不整脈とは、心拍数や心臓の鼓動のリズムが一定でない状態を示す言葉です。

不整脈には様々な病態が含まれており、不整脈をもたらす病名は覚えきれないほどあります。致死的で危険な不整脈から放置可能な不整脈までいずれも不整脈の症状をもたらしますが、治療しなければ危険な不整脈の方が様子を見ているだけでよい不整脈よりも自覚症状が強いとは限らないので、不整脈があればまずはかかりつけ医に心電図を録ってもらって、必要ならば専門医へ紹介してもらうようにしましょう。

とは言え、めまい、失神、息切れ、胸痛などの症状は重大な疾病を抱えている可能性が高いので最初から専門医を受診した方が早道かもしれません。
抗不整脈薬以外にもペースメーカーやカテーテルを用いた治療で不整脈が制御できるようになってきていますし、制御困難な危険な不整脈には植え込み型除細動器もあります。